タイトル通りイタズラ好きの問題児の少年を描いたコメディシリーズ第2作。1作目は配信されてないのでこちらから鑑賞。内容は悪意に満ちた「ホーム・アローン」あるいは「わんぱくデニス」といった感じ（笑）。

引っ越し先で父親にアプローチしてくる子供嫌いの金持ち女をはじめとする女性陣がメインのターゲットで、転校先の学校の校長が少年を見て（厄介事に巻き込まれたくないので）3年生から6年生に飛び級させ、そのクラスで足し算が出来ない何年も落第しているおっさん小学生と対決し黒板消しの粉を浴びせ、大量のセロハンテープで拘束する序盤から勢いに溢れてます。

イタズラはバーベキューのコンロ爆破、イチャつくベビーシッターと彼氏を監視カメラで撮影し家の壁に映して上映会、ダイナマイトをトイレに流し腹痛で便器に座った教師を吹っ飛ばし、いびきがうるさい祖父の口を靴下で塞ぎ二段ベッドから落っことし、無くなったレモネードの補充（想像通りです）、極め付けは身長制限で入れなかった絶叫マシーンのスピードを最速にして「スタンド・バイ・ミー」のパイ食い競争を凌駕する集団嘔吐（おっさん小学生が噴水のように吐いてるのが最高）、大量のゴキブリ混じりで阿鼻叫喚の夕食会と強烈。

中盤からはライバルと思っていたイタズラ少女の母親が父親の片想いの相手だと分かり、結託して父親と金持ち女との結婚を取りやめようとする流れに。女は子供嫌いといえど「ホーム・アローン」の泥棒と違い犯罪者ではないし、部屋中をピエロだらけにする程度で嫌な女という印象付けが足りないのでだんだん彼女に対するイタズラが笑えなくなってくる点と、何故か途中で犬が石像の如く硬直化して暫くすると元通りになる意味不明な点が玉にきずですが、少年のイタズラする心の根底には父親にもっと自分と接して欲しいという願望が見え隠れし、恋愛にうつつを抜かしたりして「子供と接するのを怠ると子供はこうなってしまうぞ～」というメッセージもそこはかとなく感じる結構ウェルメイドな作品かもしれません。

コメディ・ドラマ
監督：ブライアン・レヴァント
「プロブレム・チャイルド/うわさの問題児」の続編。

フローと離婚したベン（ジョン・リッター）とジュニア（マイケル・オリヴァー）は故郷の町を離れ、モートビルに引越。家のすぐ近くまで行った時、ジュニアは、小さな女の子の風船をパチンコで割ってしまうが、それが町一番の問題児トリキシー（イヴィアン･シュヴァン）とジュニアとの因縁の始まりだった。
エイミー・ヤスベックは、前作で演じたフローとは異なるアニー役を演じている。

新しい町は男が少ないので、パパは町中の女性からモテモテ。
しょっちゅう女性が押しかけてきて、パパに遊んでもらえないジュニアは、ご立腹。パパに言い寄ってくる女性達に、様々なイタズラを開始する！
そんな時、ジュニアの前に、ジュニアのはるか上をいくイタズラ好きの女の子トリキシーが、宣戦布告。ところが、トリキシーのママで看護士のアニー（エイミー・ヤスベック）は、パパが一目惚れした女性だった。
パパに言い寄るラワンダおばさんへのイタズラ、遊園地での想定外のイタズラ、4人でレストランに行った時のハチャメチャなイタズラ。周りも巻き込んだパイ投げ、思わず笑っちゃう。
パパとジュニアの親子愛も描かれているし、ジュニアとトリキシーが結託し、だんだん心を通わせていくのがいい。
しかし、前作で養母フロー役を演じたエイミー・ヤスベックが、全然別人に見える。本当に演技が上手い！しかも黒髪が似合う清楚な美人。
続編ってつまらなくなるけど、今作も最高に面白かった！
無条件に笑えるので、心が疲れている時にもオススメのハッピーな気持ちになれるハートフル・コメディです。
是非、Blu-rayの販売、せめてDVDの販売希望です！

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• #コメディドラマ

4歳くらいに何十回も観てた映画がまさかのアマプラにあったーーー😂
色々なシーンめちゃ覚えてた!

こんなとんでもないイタズラを考える少年いたら普通に刑事事件ってくらいイタズラの度が凄すぎて今年一番に笑ったかも😂😂😂
最高にくだらない映画だけど最後は良い話しだったんだなとほっこり😊