nina

華麗なるギャツビーのninaのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.0
『恋に落ちれば運命は変わるのだ。永遠に。』

ギャツビー〜〜〜😭😭😭前情報一切無しで鑑賞したけどこんな話だと思ってなくて、すごく楽しめた。普段はメロドラマなんて嫌いだけど、レオ様のメロドラマなら問答無用でおいしい。

毎夜毎夜ド派手なパーティーを開催しているギャツビー。でも彼のパーティーに、招待されて訪れてる人は誰もいないし、みんな勝手に来てるだけ。ギャツビー邸で踊り狂う人たちはギャツビーの顔も存在しているのかも知らない。ギャツビーの存在は謎って感じで進んで、開始から30分後にようやく登場するんだけど、レオ様って分かってるのに登場シーンは訳もなく震えた。流石です。あの笑顔素敵…。

ド派手なパーティーを開くのも、素敵な邸宅の内装も家具も何もかもただ一人愛した女性のためだけのもの。そんな紳士どこにおるよ…。一途にデイジーのためだけに想い行動するギャツビーに終始感情移入してしまった。
ただ、ギャツビーは希望を持つことしか知らなかったから、デイジーが過去から今までずっと同じ気持ちであることを疑わなかった。それがいけなかったんだよ…。ほんとに登場人物の大半クズで、終盤の主人公がギャツビーにかけた言葉、
「君だけが価値がある」はその通りです。
ギャツビーだけが汚くない夢を、希望を描いていた。切ないなぁ…。
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