あんまりピンと来ないままきたMCU巡礼の道中で救いの傑作きた〜
「アイアンマンのスーツは誰でも着脱可能だし、スーツの中身は誰だかわからない」という根本のアイデアが全編を貫いている点に超好感を持った。
序盤でペッパーにスーツを着せることで守ったのを見て、「これはいいアイデア…」と思っていたら、あらゆるシーンでこのスーツ着せ替えの応用が気の利いた形で出てきて楽しかった。
敵もまたその技を使うし、テロ組織のボス、マンダリンもある意味でスーツを着ていたと言える。
その反面として生身のトニーの脆さにフォーカスしたのも話として良かった。
とにかく根本のアイデアを飽きさせず、最後まで着せ替えまくるという点でこれは傑作でした…!
敵の必然性と説得力が全然ないのはもう基本的にその調子だからしょうがない。それを差し引いても面白かった。
監督・脚本のシェーン・ブラックってアクション映画の脚本家として有名ヒット作品多いのね。そりゃ面白いわけだ。