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欲望のバージニアのNMのネタバレレビュー・内容・結末

欲望のバージニア(2012年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

アクションとかギャングとか旧いアメリカとかハードボイルドとかが好きな人におすすめ。


禁酒法時代、バージニアの田舎町。

三兄弟と助手一人とが密造酒を製造販売していた。町の人たちからも信用がありよく売れる。

特に上の兄二人は不死身と言われるほど喧嘩が強く強運。街の人達も他のギャングも一目置いている。
少し年の離れた弟ジャックは普通体型で二人に守られて生きてきた。

ある日特命を受けた検察レイクスらが彼らを調査しに来た。非道かつ自尊心の塊。町民たちを心底馬鹿にしている。

兄弟が表向きに営むダイナーに、静かな暮らしを求めて美女マギーが雇ってくれとやってきた。
置いてやると彼女も含め危険は増したがが、兄弟で彼女を守ってやることにした。

その兄フォレストが襲われて入院。
もう一人は末っ子の彼をを一人前に見てくれない。
彼は覚悟を決め、密造助手の親友と黙ってギャング団に酒を売りに出かけ、いつもの二倍で売ってきた。さらに兄を襲った犯人の住所を聞いてきた。
兄フォレストを襲ったのは検察レイクスの手下らしいと聞き、兄二人は復讐に行き切り刻んで帰ってきた。

時代はますます荒れ、その分儲かるようになった。ライバルたちはレイクスに消されていった。
フォレストは店の女性とやっと結ばれ、ジャックも牧師の娘に恋をしていた。

ジャックはある日娘をドライブに誘い、森の奥の密造所へ案内してしまう。それをすべて監視していたレイクス。兄ハワードが外で見張っていたため間一髪で逃げ切ったが、助手と牧師の娘が警察に見つかった。
密造所は摘発され爆破、車も金も押収。兄弟は逃げ切ったが助手はレイクスに殺された。

ジャックは親友でもあった助手の復讐のため、単身レイクスのもとへ向かう。が早速レイクスに撃たれる。
兄フォレストは、襲われて重症を負った日車で運んでくれたのは恋人マギーと知り、そいつらに暴行されたことも察した。
兄弟全員でレイクスたちと対決。

今まで敵を作りすぎたレイクスは、ここぞという時その場の全員から銃を向けられ半ばヤケになりフォレストたちを撃った。
ジャックは逃げるレイクスを負い、前回は躊躇して逃げられたが今回は初めて人を撃った。

禁酒法が廃止になり、ジャックは父を継いでタバコ栽培、牧師の娘と結婚。
フォレストもマギーと結婚。二男ハワードも別の町で結婚。
カタギになった三兄弟は家族を作り平和に暮らした。
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