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LION ライオン 25年目のただいまのNMのレビュー・感想・評価

2.9
実話が元。インドで行方不明になる子供は毎年数万人。
タイトルの意味はラストにぽろっと一言言われるだけで、ストーリーとはほぼ無関係。
インドで女性や子どもたちがおかれている状況と治安を垣間見ることができ、主人公も家族も友達もいい人、あまり深く考えず安心して観られる作品。


地方の町で、母と兄とで貧しくも幸せに暮らしていたサルー。
ある日電車で眠り込み、気づくと遠方のコルカタ駅に着いた。
あまりに幼すぎて住所も家族の名前も言えず何の手がかりもなかった。

やがてタスマニアの一家のもとに引き取られる。
心優しく育ち、今の家族への感謝と、会えない家族への申し訳さとでいっぱいの毎日。
ずっと手がかりを探し続けた結果、25年目、ついに実家の情報を掴み帰国してみることに。
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