さんぴん

エンド・オブ・ホワイトハウスのさんぴんのレビュー・感想・評価

3.0
#映画備忘録 #20200415
#エンドオブホワイトハウス
監督/アントワーン・フークア
脚本/クレイトン・ローテンベルガー
脚本/カトリン・ベネディクト
#OlympusHasFallen
2013/アメリカ/120分
#Netflix
#映画部 #映画好きな人と繋がりたい
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ホワイトハウスが陥落するだけなら
まだしも、占領したのが北朝鮮って
いう非常に攻めた設定の映画。
よく映画化できたなって衝撃。
こんな攻めた脚本書くの誰なんだって
思ったらこの脚本コンビ、なんと
エクスペンダブルズ3の人なんですね。
なるほど。と深いため息と共に納得。
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大統領役にアーロン・エッカート。
ダークナイトでのトゥーフェイスや
世界戦略ロサンゼルス決戦。
個人的にハドソン川の奇跡での
副機長役がすごく好きな俳優。
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下院議長役にモーガン・フリーマン。
そんな大して深い台詞じゃないのに
モーガン・フリーマンが言うと謎に
意味深に聞こえてしまう不思議。
なんというか、この人は役というか
どの映画でも「モーガン・フリーマン」を
やってる気がするね笑
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そして!主人公の大統領警護役に
「みんな大好き」ジェラルド・バトラー!
中堅オジサンアクション俳優第1位!
どの映画でも大体汗だくな人第1位!
悪役面なのに善玉役が多い人第1位!
自宅待機の時に観たい俳優第1位!
(当社調べ)
ジェラルド・バトラーもどの映画
でも大体ジェラルド・バトラー。
でもそんなジェラルド・バトラーが
嫌いじゃない。
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この映画まず冒頭から変態性がすごい。
ホワイトハウスがボコボコにされる
シーンがまあ長いのなんの。
20分以上は「一方的に」「反撃の余地なく」
ホワイトハウスが襲撃されるだけの
シーンが永遠と続く不思議な映画。
輸送機がビルではないけど
ワシントンモニュメントに当たる
シーンもあって、公開年が2013年。
911以降で、アメリカがテロで
ここまでコテンパンにやられる
映画も珍しいから、それだけでも
観る価値は充分にある映画。
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見所は正直冒頭と結末くらい。
中盤のモーガン・フリーマンの
交渉とかはややかったるい。
構造としては、序盤でこんだけ
アメリカの象徴をボコボコに
しやがって、これがアメリカ流の
仕返しだ!(暴力)って仕組み。
裏を返すと序盤でホワイトハウス、
大統領、星条旗ってアメリカの
象徴をボコボコにするから最後
勝った時のカタルシスが大きくて
脳内物質ドバドバになるタイプの映画。
ジェラルド・バトラーの無敵さは
もうツッコミも忘れて笑うしかない。
アーロン・エッカートも、内心
死ぬ訳無いじゃんって思うから安心。
ちなみに敵役はリック・ユーン。
覚えてますかね。ワイスピ1作目の
アジア系チンピラの役や、
007ダイ・アナザー・デイでの
顔にダイヤ入ってたあの人です。
つまるところどことなく全体から
かませ犬感がかもし出されてる人。
人呼んでハイパーかませイヌ。
今回もまあ無惨にやられてくれます。
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アントワーン・フークア監督は
信頼できる監督だし、何せあの
イコライザーの監督だからね。
最高のポップコーンムービーです。
オススメです!
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