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ジョン・ウィック:コンセクエンスのさんぴんのレビュー・感想・評価

4.0

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#映画備忘録 #20230930
#ジョンウィックコンセクエンス
監督/チャド・スタエルスキ
脚本/マイケル・フィンチ
脚本/シェイ・ハッテン
#JohnWickChapter4
2023/アメリカ/169分
#映画備忘録 #映画好きな人と繋がりたい
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数多くの殺し屋たちが蠢いている世界。
厳格な裏社会の掟を破り、容赦のない粛清の
包囲網を命からがらに逃れたジョン・ウィックは、
裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から自由に
なるべく、己の全てを賭けて立ちあがる。
主席連合の若き高官グラモン侯爵は、これまで
聖域としてジョンを守ってきたニューヨークの
コンチネンタルホテルに制裁を下し、ジョンの
旧友でもある暗殺者ケインを差し向けるが…。
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遂に来ましたジョン・ウィック最終章。
シリーズ全作劇場て観れた!
最初に結論から言います、最高です!
思えば2014年の1作目を鑑賞した時、なんて
アクション映画をキアヌは作ったんだって
劇場で感激したことが昨日のようです。
アクション映画の歴史を、70年代西部劇、
80年代-90年代筋肉アクションときたものを
2000年に入りマトリックスでVFXを用いて
ハリウッドの非アクション俳優がアクションを
するという新たなページを作ったキアヌ。
そしてそこからボーンシリーズみたいな
リアルマーシャルアーツ路線が始まり、さらに
近接銃アクションで新たなページを作ったキアヌ。
これきっかけで、みんな大好き87ELEVENが
名前が製作にあるだけで+1億点されるように
なったり、ガン・フーやらカー・フーやら
ドッグ・フーやら色んなアクションが生まれた
本シリーズ。最終章は169分の長尺ながら、
長いと思いつつも退屈しない映画でした。
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みんな大好きジョン・ウィックシリーズ。
1作目は追う側だったジョンが、2作目からは
追われる側に変わるので、アクションも
1と2以降はちょっとずつ違う。
奇襲かけたり、待ち伏せしたり乗り込んだりした
1作目から、それを全部受ける側にまわったので、
2作目以降はジョンに余裕が無いというか、
とにかく疲れ果てたキアヌを観る映画。
でも回を重ねる毎にアクションも進化してて
観る人を飽きさせないのがすごいね。
あとガンマニアにはニヤニヤが止まらない
銃火器描写ね!今回だと何を言おうとドラゴンブレス弾!
机の上に写った時からもうニヤニヤでした。
ドラカリスの10連マガジン装着のショットガンから
ドラゴンブレス撃ちながら、それを鳥瞰視点で
長回しワンショットで見せてくれるラスト。
CODヴァンガードのダスハウスのマップを
思い出した方も多いんじゃないでしょうか。
そしてキングから手渡されるピットヴァイパー!
9mmマグナム28連装の威力はすんごい。
しかも、「近距離戦だと危ないぜ」のセリフを
地で行くように突き刺してくれるご褒美まで。
その他に出てくる銃も最高にかっこいいし
ぜひぜひ色々調べて見てほしいです。
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もちろん!ガンアクションも最高なんですが
マーシャルアーツ系アクション、つまり体技も
またこれ最高なんですよ!
何せドニー・イェンがね。もう。濡れるわ。
今回盲人って設定ですが、ギリギリギャグに
ならない線引きをしっかりしてて、微妙に
現実感(ジョン・ウィックの世界での)がある。
ドニー・イェン御歳60歳ですよ。
スタローンもそうですが、動けるおじさんしゅき。
我らが真田広之さんと大阪コンチネンタルで
出てくるリナ・サワヤマさんのアクションも
キレッキレで見応え充分でした。
まあ強いて言うなら大阪コンチネンタルの
部分はお話が動いてないんじゃね?って
気になる所もあったけど笑
あと関西勢としてはいつから梅田駅はあんなに
なったんだ?って思ってました笑
そして何よりラストの階段シーンでしょう。
あんなに動かないカメラで階段写すのは
本作かエクソシストかジョーカーくらいです。
そして予告編で散々流れてた階段ゴロ落ち。
池田屋かって思うくらいゴロゴロしてましたね。
トム・クルーズばりに体張ってるキアヌに
ずっとありがとうと言いながら観てました。
観終える頃にはキアヌと一緒にもうクタクタに
なってましたね。
ぜひ皆さんもジョン・ウィックシリーズの
最終章を劇場に観にいきましょう。
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