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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命のSUIのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サーカス団の花形バイクスタントマンのルーク(ライアン・ゴズリング)が金のために銀行強盗を働き、若手警官のエイブリー(ブラッドリー・クーパー)に射殺される。
強盗事件を解決したことでヒーローに祭り上げられるエイブリーだったが、その実、無抵抗の強盗に向かって一方的に発砲していた。名誉の負傷ともてはやされたケガの真相は、死に際の強盗に一矢報いられる形で反撃されたものだった。
もともと野心の強かったエイブリーは、仲間から誘われた汚職を裏切る形で摘発して州司法長官にまで上り詰める。15年後、彼らの息子たちが高校で出会い、友人になる。

エイブリーの息子であるAJにそそのかされて犯罪に手を染めるルークの息子のジェイソン。ここでも立場が逆転し、なにが正義でなにが悪なのか、その定義が揺らぐ。しかし、悔恨の念を抱き続けていたルークは、復習にやってきたジェイソンを見逃す。

普通にいい話で、そこはかとない感動を覚える。ただ、ルークからエイブリー、そしてジェイソンとバトンが継がれるのは仕方ないとしても、視点のブレ感はどうしても気になってしまう。

それよりもなによりも、ライアン・ゴズリングのハンサムさったらない。それぞれの役柄も大いに影響しているとはいえ、ウルトライケメンのブラッドリー・クーパーが霞むほどのかっこよさだった。
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