見ちゃうよね…笑
だってシリーズにされてるから…

映画というかドラマ感が凄い。

またしても全然都市伝説関係ないやーつ！
ルールって付けないほうが流行ったのでは🤔

主人公マイク、CSI:NYの食いしん坊刑事・ドンちゃんだ！😆💡
あとマイクの妹役の子は、リベンジのエミリー👀✨

主人公と法医学者、保安官が島で起きる謎の殺人事件を追うストーリーもスクリームやラストサマーみたいな雰囲気があっておもしろいんやけど、大きな事件を徐々に解決していくんじゃなくて3つの事件を解決していくから解決時の感動が薄かった…🤔🌀

アメリカの片田舎のグローリー島へ向かう定期連絡船で、一人の男が海に転落して船外機に巻き込まれて死亡する事件が発生。警察は事故と考えていたが、小説家のマイクは被害者が突き落とされるのを目撃したと訴えるが…というストーリー。
都市伝説を題材にしたスラッシャーホラー「ルール」シリーズの4作目…では勿論なく、配給会社が勝手に続編タイトルつけたなんちゃって続編です。
マイクは殺人だと訴えるも、グローリー等の実在の人物を題材に殺人ミステリー小説を書き、小説内で町を悪い印象で書いたことから街の全ての人間が彼を嘘つき呼ばわりして誰も信じない。汚名を雪ぐべく古くからの友人である保安官ルディと協力して捜査を進めるうち、町の若者達の間で流行っている「死神」という謎のボードゲームの存在に辿り着く、という内容です。
前作にあたる「3」も「ルール」とは何の関係もない作品でしたが、今作は「スクリーム」や「ラストサマー」の脚本家ケヴィン・ウィリアムソンが製作総指揮と脚本を担当した「GLORY DAYS」という9話で打ち切られたドラマの中の3話(1話・8話・9話)を再編集して一つにまとめた作品です。流石にこれを「ルール」のタイトルつけて出すのは視聴者バカにし過ぎてませんかね…
内容としてはかつて町の実在の人を題材にしてミステリー小説書いて町の人間に嫌われてる主人公が、島で起こる怪事件を皮肉屋の女検死官と幼馴染の保安官とその謎を捜査していくという謎解きメインのミステリードラマという展開です。一つの事件だけじゃなくて、「死神ゲームとフェリーからの突き落とし殺人」「殺人ピエロによる首切り殺人」「船事故の英雄の大切な人が殺されていく事件」の3つの事件を捜査して解決していくオムニバスっぽい構成になっています。なので一つの事件が40分程度でアッサリ解決して次の事件に移っていきます。ただ、前述したように1話・8話・9話収録なので最初の話が終わって次の話に移った時に、主人公とヒロインの関係がいきなり進んでたり、最初の話で一作しか出してない小説家だった主人公が新聞記者になってたりと何も知らずに見てたら話し飛んでるように感じられるでしょうね。
ストーリーの展開や演出とかは悪くないので、ミステリードラマとしてはそこそこ楽しめる作りになっていると思います。一話40分くらいだからテンポも良いですし、2話目とかは直接的な首切り描写は無いけど、首なし死体や冷蔵庫に収められたピエロメイクされた生首などテレビドラマとしてはエグイ描写出てきます(まあ、「クリミナルマインド」とかでもエグイ描写出てくるけど)まあ、テンポが良すぎて犯人に関する手掛かり視聴者が理解するより前に話が進んでいくので謎解きする楽しみ的なものは薄いかな。各話の犯人も大抵の人が見当付くんじゃないでしょうか。
小説のせいで町の皆によく思われてなくて、どんなに「首突っ込むな」「お前はここまでだ」と言われても言う事聞かずに図々しく捜査に首突っ込んでいく主人公と、皮肉屋の検視官のヒロイン、小説で低能と書かれ、図々しく捜査に首突っ込んでくる主人公に頭悩まされながらも、なんだかんだ言う事聞いて協力してくれる幼馴染の保安官、ませてて(と言っても高校生だからませてるってのも違うか)、犯人と遭遇してピンチに陥ったりする主人公の妹とキャラも立ってたと思いますし、主人公とヒロインのラブコメもベタながら楽しめました。
主人公が父親の死を殺人だと思っていると匂わせる描写は長期的な展開を見据えての伏線だったっぽいけど、打ち切られたから意味なくなったのか。
ミステリードラマとしてはそれなりに楽しめる作りの作品だと思いますが、「ルール」のタイトルつけたために、「1・2」の様な学園スラッシャーだと思った人はガッカリすること間違いないでしょうね。これは「ルール」のタイトル冠せずに単作ドラマとして売り出した方がもうちょっと評価されたんじゃないかと思うけど、9話で打ち切られたドラマそれ単体でリリースするのは配給会社としては二の足踏んじゃうか…だからといってこれは酷いけど。