原題の意味を捉えてから観ると
よりしっくりくる気がします。
ドラン作品を何作か観ているのも手伝って、最後のシーンがなければ長いだけの映画だったかもしれません。それくらい最後のワンシーンが効いてます。
映像は例に漏れずきれい。
みなさんおしゃれ。
お父さんの存在が薄い。
恋人が性同一性障害だったら。
忘れられない恋人と、
両想いだったら。
重くなりがちなテーマ?を
ポップにおしゃれに描いています。
今のところ、どの作品を観ても、
監督の人生がもろに反映されている感じがするので、
この先彼が経験することが、
どう映画に落とし込まれるのか、
これからが楽しみな監督でもあります。