「ゲット・アウト」がエンターテイメントとして面白かったので、ドキドキしつつ鑑賞。
ホラーだと思っていたので、「今日は怖いの耐えられそう」な日を選んで。
アデライデの子供の頃のトラウマを思い起こさせるサンタクルズ。友達の誘いもあって、一家でビーチに訪れることになる。近づくにつれて募る不安と、子供たちを巻き込んでそれを煽る出来事が連鎖する。
夜を迎えた頃、「わたしたち」が訪れる。
聖書に明るくないので、
Jeremiah 11.11が聖書の一節だということは分かっても、中身は知らず。
きっと大きな謎が解決するに違いないと思いながら最後まで観て、中身を調べてみたのだけど。。。
若干の肩透かし。
どんでん返しを狙うばかりで、辻褄合わせがうまく行かなかったのかな？と思いました。失語症の説明すら用意された結末ではしっかりついてないかなという感じ。
ルピタ・ニョンゴの演技が際立ってました。あと、エリザベス・モスのリップグロスのシーン。使い方なんで知ってるのかという疑問は置いておいて、表情が素晴らしかった。
あと、双子のセリフが被り続けちゃうときの掛け合い、すごくかわいかった。
テザーが完璧じゃなかったり、冒頭の説明はあれど施設の維持やもろもろの調達方法に疑問が残るところが説得力に欠けてしまうかな、というところ。
エンディングの歌がCharaすぎてびっくり。イントロがまんまで、歌い方とかもそれとなく似てる。歌詞やメロディは違うんだけれども。Charaの国境を越えたthe Redなのかな？とか思いつつ。
キューブリックのシャイニングを意識していたりするらしいです（双子関連のものとか）。
謎は多いけど、考察を見るまでもないかなぁと思って見ていないのですが、隠された意味が意外にたくさんありそう。
うさぎって、なんで耳が長いんだろう…ってやけに気になりました。
