コメディ＋ゾンビ＝珍しくない。
コメディ＋青春＝腐るほどある。
コメディ＋青春＋ゾンビ＝本作。

主人公はいじめられっ子の設定。
典型的すぎて新鮮味は全然ない。
ヤコブ・ザッカーは役割果たす。
最後には主人公無敵補正を発揮。

ヒロインはゾンビ映画オタクのパンク少女。
設定を詰め込みすぎているような気がする。
アレクサ・ニコラスの顔がずっとパンパン。
誰かに似ていると思えば、浜口順子だった。

唯一の東洋系ジャンキーのアッシュ。
その他大勢で一番目立っていました。
ジャスティン・チョンは自由だった。

いじめっ子のブラッド、
チアガールのジャネット。
脳筋とバカのカップル、
ある意味お似合いだった。
ジェイソン・ブレア、
イメージ通りの脳筋、
クリスタ・Ｂ・アレン、
イメージ通り美女バカ。

アメフト部のジミー。
その立ち回りは地味。
マックス・アドラー。
呆気ない退場は早い。

マスコット的な存在の首だけ出演。
担任の

冒頭で『ショーン・オブ・ザ・デッド』を彷彿とする動き。
後半では活かされると思えば、それがない肩透かしでした。

巨匠ジョージ・Ａ・ロメロ監督の名作である、
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』も、
ゾンビ映画へのオマージュだと分かる配慮だ。

しかし、物語の大部分はムダな会話シーンだ。
それに思い出したかのように出てくるゾンビ。
面白い展開があればいいけど、結局は下ネタ。
そこだけに笑いを頼るならば、面白味はない。

それでも本作の製作者はゾンビ映画が好きだと分かる。
好きである事と作る事とは似て非なるモノだと分かる。

オマージュを捧げるだけじゃ面白い作品はできない。
ゾンビをどうやって面白く演出していくがポイント。
面白くなりそうな展開まで８割方来るけど足りない。

全体的に惜しい。
ゾンビの描写も、
お笑いの要素も、
８割方に留まる。

もっと突き抜けるべき。
一つの要素を徹底するべき。
オマージュはいらない。
やるべきは作品に面白さを。
それが圧倒的に足りん。

RE-53

ゾンビものとしては良くある最高級に普通な内容。
かなり緩くて小ネタが良い。想像してたより楽しかった！！

高校の居残り教室に残っていたいじめられっ子のエディ。しかしそこにゾンビ達が忍び寄ってきており…

『ロード・オブ・ザ・リング』の
!!イライジャ・ウッド!!
主演のゾンビ映……

あ、ちがう！
それは
『ゾンビスクール』
だ！こっちはハイスクール！
みんな気をつけてね！

2012年のＣ級ゾンビ映画。
定期的にゾンビ映画を見ないといけない使命感に駆られているため鑑賞。


「処女のまま死ねないの(ﾇｷﾞｯ)」


ゾンビ映画といっても、多種多様ですが今作は序盤から青春映画の名作
『ブレックファストクラブ』
を意識したアメリカンスクールカーストへの反撃精神が強いです。
いじめられっ子、いじめっ子、チアリーダー、ゴスロリ、アメフト部、キチガイアジア人、、、
とテンプレなキャラクター達がゾンビアポカリプスに立ち向かうのです。
ただ予算のせいか、ゾンビの数が圧倒的に少なくて危機感がないw
多分合計10匹出てるかどうかくらいだしロメロリスペクトのノロノロゾンビなのですぐに逃げれてしまう。
そのため必然的に青春要素が濃くなるのだがそのドラマは監督と脚本の力量不足で面白くはない。。
まぁこの映画に別に期待にしてないからいいんだけどね……。

キャストはもちろん知らず。
ただ、ブロンドチアリーダー役の子は『ミーンガールズ』の時のレイチェル・マクアダムスに似ていて萌えた。処女奪いたかった。

まぁこの程度の作品なので好き者しか見ないと思います。
エンドロールの曲といい、ロメロやダリオ・アルジェントの名前だしときゃファンが喜ぶと思ったら大違いやで。
個人的にはやはりイライジャ・ウッドの『ゾンビスクール』が圧勝ですね。

ゾンビ映画好き、スクールカーストにうんざりしている方、そして処女のまま死ねないチアリーダーは処女を捨てることが出来るか知りたい方にはオススメの作品

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