おらんだ

ピッチ・パーフェクトのおらんだのレビュー・感想・評価

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)
3.9
大学に入学したベッカは、ガールズアカペラ部「バーデン・ベラーズ」に入部する事になる。しかし、部員は個性派揃いの為、チームには不協和音が。それでも幾多のピンチを乗り越えながら全国大会出場を目指す彼女達だったが、最大の敵「トレブルメーカーズ」が彼女達の前に立ちはだかる。

「銀魂」というマンガがありまして、その昔、帯に「ジャンプ史上初!ヒロインがゲロを吐いたマンガだァァ!」と鮮烈な文句がありましたが、それになぞらえて言うなれば、この映画は「映画史上初!開始5分で女の子がゲロを噴射した映画だァァ!」という所でしょうか。

まぁ、とにかく結構な下ネタが横行するわけです。しかも女の子の口から。これは実にいけませんよ!そんな直接的な言葉!破廉恥です!(///)
とまぁ、コッチが赤面してしまうほど。

しかし、パフォーマンスは圧巻。凄く綺麗な歌声とクールなパフォーマンスが虜にさせてくれます。カッコイイ。ステージは勿論、バスの中で歌うシーンや、ストリートバトルみたいなシーンなんかも物凄く魅力的です。

キャラも個性的で面白いです。アナ・ケンドリックや、レベル・ウィルソン、アンナ・キャンプ等のメインキャラクターは勿論、一際異彩を放っていたのがハナ・メイ・リー演じるリリー。極度に声の小さい彼女の不穏な一言のインパクトは絶大でした(笑)。

惜しむらくは、映画館で観なかった事。本当、なんでコッチじゃなくて「イニシエーション・ラブ」選んじゃったんだろう…。
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