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パトリオット・デイのkのネタバレレビュー・内容・結末

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2013年、ボストンマラソンにて起こったテロ事件が解決するまでの103時間を描いた実話映画。事件当時は世界中で報道され、日本のメディアでも事件の行方が注目された。

ピーターバーグとマークウォールバーグのタッグは「ローンサバイバー」に次いで二作目の鑑賞だが、相変わらず良い。特にラスト。一気に感動が心を掴む。

事件の動向を追っていく展開だったが、伝えたかったことというのは「助け合い」に他ならない。これはボストンだけに留まらず、日本の大震災の時も同様に多くの支援と支援者のお陰があり、そこにも「助け合い」が存在していた。皮肉にも、今作のテロや大震災などの災害を通して繋がった絆や生まれた幸もあったろうが、命が奪われればそれは悲劇にしかなり得ない。大事なのは“強さ”を発揮して負けないことであり、前を向いて進むことだろう。改めて、被害者、遺族には今後のご多幸をお祈りしたい。
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