グランド・イリュージョンのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

ハルクじゃないマーク・ラファロ久々！
勝ち気な役が新鮮で良い！
他にも、モーガン・フリーマン、マイケル・ケインという豪華な顔ぶれも。

相手を出し抜くフォー・フォースメンは、ショーを披露し観客を驚かせ楽しませるマジシャンとしての誇りも何もなく、詐欺師とかわらない。
そんな彼らのショーは見ていてあまり楽しくないし、私にとってはミスディレクションもだんだんストレスに感じちゃいました。
彼らはどうせ騙してるって、穿ち過ぎた目線で見てたからかな。
てか、催眠術万能すぎじゃないですかね。。。
だから、イリュージョンの種明かしよりも、ローズがフォースメンを逆に出し抜いて捕まえるところを見てスカッとしたいって期待しながら向かえたラストは、私的にちょっと消化不良でした。
びっくりはしたけど。ミスリードもあったし、見事に騙された。

ジャックとのマジック要素を盛り込んだアクションシーンは一番テンション上がった！
トランプで攻撃するとか、その戦い方が面白かったです。

結局、ローズの父シュライクの死に対する報復としてサディアスを捕まえることが目的だったってことですよね。
父の死後、保険金を支払わなかったパリの銀行とアーサーの保険会社、脱出劇に使用した粗悪品の金庫の製造会社も標的にしていく。
ただ、フォースメンはローズの手ひらで転がされてただけってことですよね。
彼らがショーを開いて犯罪をしてまで何がしたかったんか良くわからんかった。
"アイ"に選ばれたことが光栄で、その存在に会いたかったってこと？
てか"アイ"って結局存在するのか、しないのかもよくわからない。
ここは観客の想像にお任せってことなんかな。
うーーん。

って、もやもやしたから調べたら、本作は続いてるんですね。
そちらを見たら理解できるのかな。