マーク・ラファロが
銭形警部に見えたら
そう…
あなたはルパンファン(笑)
ラスベガスの壮大な
イリュージョンを犯罪に
組み込んだコンゲーム(^^)
「グランド・イリュージョン」
銭形警部活躍回(笑)を思わせる犯罪トリック映画。フォー・ホースメンを名乗るマジシャン達が壮大なイリュージョンを仕掛け、義賊の如き活躍を魅せます。
あまり、ストーリーを語るとネタバレになってしまいますね。比較的早めに、目的は予測できてしまうので、やはり、1つ1つのマジックのトリックと誰が…と言う部分が肝でしょうか。
ベガスで生まれた派手なマジック=イリュージョンを組み込むアイデアと楽しさ、そしてスピード感は素晴らしい。テンポがすごく早いですからね。種明かしをするキャラクターが置かれているのも親切かつスピードアップしている理由。
そのポジションにモーガン・フリーマンを持ってきているのも中々、重みがあって良いですし。マジシャンキラー、所謂ネタ明かしを職業とする業界の敵ですからね。またここにマイケル・ケインが絡む前半は画面に重厚さを与えます。
この方々を筆頭に圧倒的なスターチームで作られている楽しさもあります。ホースメンのリーダー格にジェシー・アイゼンバーグ、メンタリスト役にウディ・ハレルソンが。催眠術かつメンタリストって中々最強。飄々とした彼にお似合いでした(^^)
ホースメンにも不二子ちゃんポジションのアイラ・フィッシャーがいますが、今作のヒロインは圧倒的に追う側、インターポール捜査官のメラニー・ロラン。これはまた美しい訳で。銭形ポジションのマークと彼らを追う(^^) 銭形活躍回のヒロインは銭形側にいるんですよね(^^)。
マーク・ラファロ目当てに見たんですが相変わらず上手い、渋い、笑える(^^)僕はこの役者さん、ハルクも好きですが、どれを見ても上手いし、見事で。
まぁ大仕掛けが何度もきますし、最後まで目が離せないので、楽しい作品ですが、いくつか気になるところもあって…本来4点超えかなとした所をあえて抑えてます。その辺りは見た方向けにコメントネタバレで…