とても長いです🙇♀️後で添削出来たらします💦
そのままアップします🙇♀️
フロリダプロジェクトの監督ショーンベイカー監督作品
酷い邦題だけど😓…まあ、内容としては間違って無いかも…。
原題は"STARLET"
チワワの名前です。
タレ耳チワワ可愛いかったです!!💕💕
この映画、
「フロリダプロジェクト」
を観る随分前に観て、中々ピンと来なくて、レビューも書いて無かったのだけれど、
昨夜、もう一度観たら、心に染みちゃって…ねー😢
ショーンベイカー監督の初期の映画だから
カメラはブレブレだったり、人物が見切れちゃったり、多々ありますが😅
物語は淡々と進んで行き(でも、止めどころ無く観入っててしまう)
余計な音楽は入らないけれど
車を運転しているシーンで差し込まれる音楽が凄く好きです!!
LAの青空やサンサンと差し込まれる太陽の日差し。
街並み
鉄塔と電線と青空(特に印象に残るシーンでした!)
目に飛び込む画も凄く好きでした。
アメリカのガレージセールとか憧れちゃうなー☺️
ジェーンはとある出来事により、独居老人であるヘイディに優しくしようと決意するのですが
ヘイディは最初はなぜジェーンが自分に近づいて来るか分からないし、詐欺かも?と疑ったり
戸惑うばかりだけれど
少しずつヘイディおばあちゃんがジェーンに対して心を開いてゆくのです。
ジェーンはいつもチワワのスターレットを連れていて
そのスターレットを数時間預かって欲しいとジェーンはヘイディおばあちゃんに頼むのですが…
でも、スターレットが居なくなってしまう…
泣きながらスターレットを探すヘイディおばあちゃんを見て、私も涙😭。
ジェーンは同業のメリッサとメリッサのクズなカレシと同居しています。
確かにポルノ女優という職業だけれど、悲観もしてないし、あっけらかんとしてるの。
撮影が終わった後、相手男優の男性と同じ事務所の女優さんと
「オツカレ〜」って言って煙草吸ったり。
きちんとした?エージェント?事務所?所属の女優だったりするの。
でも、自分のママに電話しても、会いに来てくれなかったり
メリッサがドラッグをやっていて、
「そのドラッグ、やり過ぎ無いで。私のママがそのドラッグやってると凄くヘロヘロになっちゃうから」
というセリフ。
家族に恵まれて無い事がそのセリフから分かったり…。
だからジェーンもヘイディと出会えて、どこかしら、自分の本当のおばあちゃんのように思っていたのかもしれません。
パリには行った事が無いけれど、パリが好きなの。
とヘイディおばあちゃんが言う。
「映画で観たの。エッフェル塔の前で歌って踊ってた…」
(オードリーヘプバーンの「パリの恋人」かな?)
だから、ジェーンはヘイディおばあちゃんとスターレットと一緒にパリに行こうと決意。
ヘイディのおうちで一緒に楽しく荷造りしてたのですが…
空港に向かうまでの間…ジェーンの車を待っている間にメリッサが訪ねて来て
「なぜジェーンがあなたに近づいたと思う?」
と本当の事をヘイディにバラしてしまう。
トランクの中の衣類をそっと戻すヘイディ…😭
「フロリダプロジェクト」
でもそうだけれど、
この作品もラストは観る側に委ねる系ですね…。
最初観た時はラストシーンの意味が分からなかったけれど、今なら分かる…
ジェーンがヘイディに秘密にしていた事。
そして、ヘイディもジェーンに秘密にしていた事があって、それを言葉で打ち明けるというよりも、
ジェーンが目にした事で分かるようにヘイディが仕向けた?のかな…
ヘイディぐらいお年寄りになれば、しかも一人暮らしだったら
土曜日にビンゴ大会に通っている…時々買い物に出かける…
あとは庭いじりをしたり…テレビを見たり…朝食の時間もキッチリ決めていて
毎日が同じルーティンで時は流れて行っていると思うの。
「昨日と同じ一日を送る事が出来て良かった」
という…なんていうか…
そこに飛び込んで来た"非日常"であるジェーンの存在。
きっと、二人(+1匹)はパリには行けなかったのだろうな…😭。
「もう、終わりにしましょう」
とヘイディはジェーンに告げるのだろうな…。
と私は思ったのです。
このモヤモヤっとしたラストだけに切なくて悲しかったです。
ジェーンも同居人のメリッサも一人暮らしの老人ヘイディも、やはり社会的弱者なのでしょうか…。
ショーンベイカー監督は、そんな人たちの日常を切り取るのがとても上手いなー。と思います。
ヘイディ役のべセッカジョンソンはこの映画の公開1年後の2013年に88歳でお亡くなりになりました。
主演ジェーン役のドリーヘミングウェイは
あの文豪のヘミングウェイの末裔??一族らしいです(°_°)。
とても綺麗な女性でした。
長くなりました🙇♀️
最後まで読んで下さってありがとうございます。