アタフ

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界のアタフのレビュー・感想・評価

3.2
最初は仲良しな女の子同士のゆるふわ映画かと思ったら、予想外に重い話だったわ。

冷戦下のイギリスでいつ核戦争が起こるかわからない不安な情勢と、ジンジャーの感情の揺れ動きを描く。ジンジャーを演じるのはエル・ファニング、彼女は感情を出した演技をするのが上手い、今作では泣きの演技が素晴らしかった。

それにしてもジンジャーの父親のローレンスは酷すぎる、優しくていい父親のように見せておきながら、娘の親友と関係を持ってしまうサイテーな父親、すべてがバレたときの彼のクソみたいな理屈の言い訳には反吐が出そうになりました。

そしてクリスティーナ・ヘンドリクスは相変わらずボリューム感がありますな。
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