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ザ・闇金融道2のkuuのレビュー・感想・評価

ザ・闇金融道2(2013年製作の映画)
3.0
『闇金』って云えば、ぱっと思い付くんは、『ミナミの帝王』の萬田はんや、『闇金ウシジマくん』。
二匹目じゃない、三匹目のドジョウ狙いは難しいのか、もう、一般の人には興味を引かないのか。
この物語のレビュー書いてるの自分で三人目。
しかも、PART1のレビュー書き込み欄が無いし、仕方ないからPART2のみのレビュー書きます。
売れた『ミナミの帝王』や『闇金ウシジマくん』みたいなハードなんかなぁと、PART1に引き続きPART2を鑑賞してみたが、
あまりハードじゃないし、むしろ淡々と話はすすむ。
な~んでか?それはね!
(堺すすむ風に)m(_ _)m答えが有りません失礼。
堺すすむさん!レビュー読んだら、一席ブッてください。
ナ~ンデカ フラメンコ~♪オレ~
しかし、まぁスーツ姿の主人公は完全に松田優作の「探偵物語」工藤チャン(成田 三樹夫風に扇子持って云いましょう)を意識してるっすね。
松田優作が生存中にこの役をしてたら、ハマり役やったのは間違いないし、見てみたかった。
そんなキリトリ(借金取り)がいたら萬田はんよりも、ウシジマくんよりも怖いかも、優作の目は逝ってたしなぁ。
『闇金』って聞いたら自分は怖いよりも、先に沢山の人間模様があるだろうなぁと考えてしまう。
十代の終わり頃に、キリトリを手伝ってた事があったけど、その時も、沢山の落ちてゆく人をみた。
風俗に堕ちる女性。
たこ部屋に沈められるパチンコ狂いのオヤジ(映画『東京難民』を見てみて下さい)。
中でも、極々普通のサラリーマンが女に狂って夜逃げしたのは何か考えさせられて、キリトリから足を洗った。
その家族が夜逃げしたってわかり家に無理やり入ったら(鍵をピッキングで開けるテク持ってた人がいた)、
ただ住人だけが急に消えたかのように、生活するものの全てが置きっぱなしで、家族だけが居なくなっていた。
子供の学校の物まで全て。
勿論、オモチャまでも置きっぱなしで、子供も泣く泣くバカなオヤジに手を引かれ夜逃げしたのかと、侘しくなった。
あのときの子供は今何してるんやろなぁ。
後、意外なんは風俗に堕ちる女性達は強かったかなぁ!
って、余談が過ぎましたが。
この映画は『ミナミの帝王』『ナニワ金融道』みたいに、法の抜け道裏ワザ知恵袋をネタに、勧善懲悪?マジに悪徳非道の業者をギッタンギッタンにギャフンと言わせるお決まりの展開ですが、まぁそんなベタなのが好きな人は是非ともどうぞ。自分もそんなベタが好きです。何のこっちゃ~
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