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アメリカン・ハッスルのましゅーのレビュー・感想・評価

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
3.5
恐らくGW最後の一本となってしまうであろう昨晩(今朝未明)、観たい映画は死んでも観きれないほどあるのですが3週間程前に、アマプラ週末レンタル100円でポチっていたこの作品、残り期限が8日程となってしまっていたので必然的にこれをチョイスです。
(2週間前にはオデッセイをレンタルしたので、今週末は多分これを消化するため)
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劇場非鑑賞期間(2014~2018年)の作品でもあり、全く知らなかったこの作品。

「詐欺」が本作品のメインテーマであるとのなんとなーくの事前情報やメインビジュアルの派手派手さから、ワクワクドキドキのクライムコメディ的な内容を想像していました。

(ついでに言うと、他にも未見の「アメリカン・ビューティ」「アメリカン・サイコ」と三連発でアメリカン祭りじゃ~!とか目論んでいたりもしましたが、思ったよりも時間がなく撃沈…😢)
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が、実態は、笑えるシーンも多少はあるのですが、全体的にはカッチリとした、時に静かに、時に激しい感情の起伏・人と人との衝突が、まんべんなく配されたじっくり観るタイプのドラマ。
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騙し騙されの部分あり、功名心の迸り・渦巻く欲望・昂った勢いでの言い合い等 抑揚はあるのですが、ぐっさり刺さるという程ではなく、わりと淡々と観終えてしまったのは予想外でした。
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過酷な肉体改造で知られる #クリスチャンベール 主演であること。実話を元にした作品であったこと。…等々、その辺の見落としが私自身にもあったのでしょう。
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とは言え、個人的に「ほお~🤔❗」と唸った見どころも数点。
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・さすがクリスチャン・ベール。本作ではまた相当の増量でだらしない中年太りのたくましい腹を惜しげもなく見せてくれます。

さらには実際に頭髪を抜いているのでしょう。頭頂部は禿げているのに、接着剤みたいなもので人工毛髪を貼り付け、残った周りの地毛を被せていやらしい1:9分けを披露。カメレオン俳優の面目躍如です。
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・全くクレジットのなかった #ロバートデニーロ がマフィアのドンとしてほんのワンシーンながらカメオ出演。これもまたさすがの存在感です。このシーンはマジでブルってしまいます😱 デニーロの話すアラビア語、必見・必聴です。
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・何より女優陣の体当たりの演技。#エイミーアダムス #ジェニファーローレンス 二人とも出演作をさほど観てないのですが、これまでのイメージがガラガラと音を立てて崩れていくほど「エロい😳」。(こればっか🤣)
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エイミー・アダムスと言えば個人的には「魔法にかけられて」のキャッキャッ😆って感じか(個人的な印象です😓)、「メッセージ」の静謐なイメージ。(他にも観た出演作で言えば「ザ・マスター」があるようですが、ほぼ全く印象に残っていません😅)
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ジェニファー・ローレンスに至っては「ハンガー・ゲーム」の一作めしか観てないので、あの苦境から成長する清く正しい少女から、180°違うまさかのはすっぱ毒女への変貌に口あんぐり🤤ですよ。(これで出演当時22,3歳というのだからさらに驚き❗)
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しかも二人とも胸元の大きく開いた衣装が妙に多く、目のやり場に困るくらいです。…いや。凝視するんですけどね🤣
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という事で、予想外の比較的真面目な展開に若干肩透かしを食らった印象は個人的にはあるものの、数々の見どころを注視すれば、それなりに楽しめる作品なのではないでしょうか。
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(以下 映画.comより抜粋)
「世界にひとつのプレイブック」「ザ・ファイター」のデビッド・O・ラッセル監督が、1970年代アメリカで起こった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化。詐欺師がFBIに協力し、おとり捜査によって真相を暴いた実話を、豪華俳優陣を迎えて描いた。

79年、ラスべガスやマイアミに続くカジノタウンとして開発中のニュージャージー州アトランティックシティ。詐欺師のローゼンフェルドを逮捕したFBI捜査官のディマーソは、司法取引でローゼンフェルドを捜査に協力させ、偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙なおとり捜査によって、カジノの利権に絡んだ大物汚職政治家たちを逮捕していく。
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