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牡蠣の王女のmingoのレビュー・感想・評価

牡蠣の王女(1919年製作の映画)
3.8
渋谷シネマヴェーラにて鑑賞。
ドイツ時代の無声映画。
「ルビッチ・タッチ」の存在だけではないと教えてくれる作品。

本作の特徴は数が多すぎること。ギャグは物量で勝負!!
壁一面埋まる男女の写真、大量の召使たち。結婚式では、大量の客のための大量の食事が、大量の召使によって給仕される。大勢の入浴シーンや大勢の女子ボクシングなど、徐々に狂気を孕んでいく模様が癖になる。参りました。

また、ミュージカル映画としての面白さも兼ね備えている。結婚式で、全員が突然ダンス熱にとりつかれ、踊り狂う絵には圧巻。60分あっという間でした◎満足!
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