アニマル泉

赤線本牧チャブヤの女のアニマル泉のレビュー・感想・評価

赤線本牧チャブヤの女(1975年製作の映画)
3.5
昭和初期の横浜本牧の外国人専用娼館が舞台。ひろみ麻耶演じる1人の娼婦の波乱の生涯を描こうと構えは大きいのだが破綻している。窓越しの港の風景に「窓を開ければ♪」と淡谷のり子の「別れのブルース」が流れるあまりのベタさに唖然とした。理屈の白鳥信一が振り切れた時の凄さだ。しかし豪華なフルセットで撮れるのだから、白鳥信一は当時いかに信用されていたかが判る。芹明香がチャイナドレスで踊る堂々たるストリップがお見事です。
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