2017/2/19 秋田シネマパレにて35mmフィルムver.鑑賞
※2度目の映画館鑑賞
デジタルとフィルムではこうも違うのかという印象。
船内から宇宙や登場人物を映すシーンでは、フィルムの持つ黒の美しさに反して、そのフィルムの傷と、細部にまでこだわった手作りのセットや美術のお陰で、まるで70年代の映画を見ているような感覚に。
『2001年宇宙の旅』を公開当時に映画館で観るとこのような感じだったのかな？と思うと、本作のストーリーと相まって、感慨深くなってしまった。
ノーラン監督の新作『ダンケルク』もまた、35mmフィルムで撮影したとのことで、機会があれば是非拝見したい！
内容に関しては、相対性理論や専門用語がわからなくとも、基本テーマはストレートだし、登場人物も絞られているので、未見の皆様全員にオススメしたい一品。
地球滅亡までのタイムサスペンスや、様々な惑星の景観もあるが、俺的にグッとくるのはやはり、＂ブラックホール＂と＂父と子の愛＂。
そして、こんなに泥臭いSF映画も中々無いと思うし、近年では『トゥモロー・ワールド』のあの雰囲気に近いかもしれない。
