Stroszek

グランド・ブダペスト・ホテルのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

2014年独英。シュテファン・ツヴァイクの“Beware of Pity”と“The Post Offile Girl”、そしてこの作家の実人生に基づくらしい(“The Telegraph”[8-3-2014]監督インタビュー参照)。作家の現在、1960年代ホテルのオーナーと対話してる時点、そして1930年代のオーナーがロビーボーイだった時代(物語の主舞台)と、三つの時間軸あり。コンシェルジュであるグスタフ氏に、「古きよきヨーロッパ」の姿が投影されている。エドワード・ノートンが久々に観られて嬉しかった。

[追記]

「三つの時間軸」って書いたけど、本の中からオーディエンスに語りかける作家、GBHに滞在してる1960年代、オーナーがロビーボーイだった頃の1930年代の他に、「作家の本を読む女性読者」(彼女が本を開くとともに物語が幕開け)と、4層くらいの時間相がある。
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