恭介

ミケランジェロ・プロジェクトの恭介のレビュー・感想・評価

3.2
この映画がもし
スピルバーグが監督なら・・・
グリーングラスが監督なら・・・
リドリーが監督なら・・・
と、色々な可能性を想像して
しまいがちな題材の映画(笑)

かと言って面白くない訳じゃない。
どことなく牧歌的な雰囲気が全編
漂ってはいるがテーマ的には重い
側面もちゃんと見られる。
命を懸けてでも芸術は守るべきもの
なのか?とか、ナチスの非道な面
(樽イッパイの金◯)とか。
そこをシリアスになり過ぎないように
芸達者な俳優達に飄々と演技をさせ
音楽も軽快にしたクルーニーの
演出をどう捉えるか・・・
確かに評価はわかれる映画(笑)

派手なドンパチはないが観た後に
[七人の芸術家]の偉業を讃えたくなる
一風変わった戦争映画ととらえれば
いいと思います。
ダビンチコード的な邦題はともかく(笑)
恭介

恭介