恭介

ジョン・ウィック:コンセクエンスの恭介のレビュー・感想・評価

4.0
鑑賞後、ふと思った。

・・・あれ?確か
フィルマークスを始めて
レヴュー第一号がジョン・ウィックの
一作目じゃなかったっけ?

やっぱそうだった笑
なんか感慨深いものがあるなー。
本作で4本目だもんなぁ。

一作目が2015年。8年で4本。
中々のハイペースで製作されてた事に
驚いた。あれだけのスタントをキアヌ
自らこなしてたら身体が持たんよ笑

しかもシリーズを重ねるごとに
アクションシーンが激しく
なってるんだから。

このジョン・ウィックシリーズ
尻上がりに評価、興行収入が伸びて
いく稀有なシリーズ。
まるでボーンシリーズのようだ。

ボーンシリーズもそうだが、やはり
変に色気をだして、妙チキリンな
改悪を加えず、第1作目で支持を得た
要素をアップデートしていく姿勢が
観客の支持を得たんだと思う。

大阪コンチネンタルの屋上に
これみよがしにデカデカと
「初志貫徹」とネオンサインを出してた
のも「俺ら最初から何も変わっちゃいねーよっ」というキアヌと監督の意思表示
かもしれない。

なんなら真田さんに日本語を
教えて貰ったかもしれない笑

緻密に計算されたダンスのような
ガン・フーアクションの流れの中でも
ちゃんとリロードし、念の為、トドメの
ヘッドショットをする。

一作目でこの細かなアクションを
観た時の興奮が蘇り、四作目になると
「そうそうコレコレっ」と安心感すら
憶える。何ならニヤニヤしてしまう。
それも最初から基本ラインは
何も変わってないから成せる技だ。

あと、ジョン・ウィックを語る時
忘れちゃいけないのが
黒いドラえもんに貰ったかのような
あの万能防弾スーツだ笑

もうこのスーツ、弾を貫通させない事は
皆んな知ってるのに、それでも尚、
ガン・フーシーンでキアヌは上着を
めくって頭を守ろうとする笑
拘ってんなーってニヤニヤしちゃうよ笑

まさに本作はシリーズの集大成。
三時間と聞いた時はひょっとして
妙チキリンでらしくない要素を
盛り込んだのかっ!と心配になったが
(マトリックス4の後遺症笑)

何のことはない。
アクションシーンがてんこ盛りに
なってただけだった笑

ネタバレあり!










大阪コンチネンタルで
真田さんvsドニーのキレキレソード
ファイト、恒例のダンスフロアでの格闘
そしてパリに渡ってから怒涛のアクション

俯瞰撮影で室内のガンファイトを
長回しワンショット風に魅せる演出も
素晴らしいし、あの火だるまになる
ショットガンの爽快感はクセになる。

更に凱旋門でのカー・フー笑は
ここ最近のアクション映画では
群を抜いてるシークエンスだ。
(一般人、とりあえず車停めろよってゆーツッコミはなし笑)

そこがオーラスのアクションかと
思いきや、蒲田行進曲顔負けの
階段落ちアクションっ。

ジョンの持久力は超人をも超越してる笑

キアヌはジョンを完全に殺して
欲しかったみたいだけど、元々は
ハッキリと生きてると分かるシーンが
ラストだったようだが試写の反応が
悪く現行のバージョンになったみたい。

確かにハッキリ死んだかどうか
分からない曖昧なラストだが
個人的にはアリだと思う。

ひょっとした5の可能性も・・

ここまできたら、トコトンまで
付き合いますのでキアヌの身体が
持つ限り続けてほしいと思います笑




あ、けどその前に

コンスタンティンを先に
お願いします笑
恭介

恭介