恭介

ARGYLLE/アーガイルの恭介のレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.7
マシュー・ボーン監督って

ほんっっっ

とーに!

007の監督やりたいんだろうなぁ笑

本作アーガイルもキングスマンも

くそーっ!やらせてくれねーのなら
俺は俺のやり方で新しい
スパイ映画を創造してやるぜっ!

ぐらいな勢いを感じる笑

確かにキングスマンの一作目は
その狙い通り、自分の感性にグサグサ
刺さる快作、いや傑作だった。

血飛沫が舞う過激描写の
中にもユーモアをスパイスとして
織り交ぜるスタイルはある意味

ロジャー・ムーア版の007で
アクションの中にユーモアを
挟んでくるスタイルと共通している
ところがある。

ただ個人的にこのマシュー味の
ユーモアはあくまで過激描写ありき
のユーモアセンスなのかなぁと
思ったり。

エグ味と爽快感がMAXだった
キングスマン一作目のレイティングが
R15+。ほぼ、良い子は見ちゃダメ
映画だ笑

しかし二作はPG12までレイティングが
下げられたので、かなり描写がソフトに
なってしまった。

あくまで、個人的にはかなり
ガッカリだった笑

本作、アーガイルもやはり
マイルドな描写にとどまっており
ユーモアの方に比重がかかっている。

過激な描写をするから
面白い映画になるとは思わないが
キックアスとキングスマン、両作の
1作目がいまだ根強い人気を誇っている
のはどちらもR15以上の
過激描写とブラックなユーモアが
無関係ではないと思う。

未成年の女の子に銃をガンガン
撃たせて殺戮マシーンに
仕立て上げる映画って笑

映画の興行的な話になると
年齢制限がない方が集客には有利だし
そもそもそんな過激な映画に
映画会社が資金を出し渋るのは
理解出来るけど。

もちろん、映画としてストーリーが
面白くてアクションシーンが
際立って素晴らしいのも一つの
魅力なんだけど

マシュー監督にはどうも
それにプラス、血湧き肉躍る
過激さと不謹慎なユーモアを勝手に
求めてしまう自分がいて
アーガイルにも求めてしまってた笑

マシュー監督にしか出せない
レインボースモークの中での
殺戮シーンやオイルスケートなんか
オリジナリティ溢れる楽しいシーン
なんだけど

ちょっと鑑賞後は消化不良だったかな

ただまさかのキングスマンに
繋がる?のかどうなのか?

エグジーのキングスマン3作目に
期待したいっ

出来たら・・・

R15以上で・・・笑
恭介

恭介