鍋レモン

ヴァリデーション(原題)の鍋レモンのレビュー・感想・評価

ヴァリデーション(原題)(2007年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
映画祭で8冠を獲得したショートフィルム。

無料駐車場の係員である青年の物語...。

⚪セリフ
「あなたは、素晴らしい」

⚪感想
ショートフィルム作品。

directorなどを担当した方がYouTubeに配信してくれているのと日本語字幕付き版もあった。なので2回観た。

言葉と笑顔のとてつもないパワー。

素敵な物語で泣いてしまった。

主人公の男性の褒める言葉は素直に出てきているように思えたからより素敵だと思った。

ちょっと周りの誰かを褒めたり、自分が少しの時間笑顔でいるだけでも結構影響があるんじゃないかなって思う。

褒められれば誰だって嬉しいし、誰かが笑顔
だとつられて笑顔になってしまう。

主人公を演じたT・J・サインがいい顔してる。

16分ほどの白黒作品。

優しく元気になれる。



⚪以下ネタバレ



無料駐車場の係員である青年。青年は承認をする時に褒めてくれるため多くの人が集まった。いつしか彼は人気者になるが、ヴィクトリアという笑わないカメラマンに会う。アプローチするも彼女には響かず、いつの間にか彼から褒める言葉、笑顔がなくなってしまう。無料駐車場の客が途絶え、彼は解雇。ある時カップルに写真を頼まれて写真を撮った時に再び褒める言葉と笑顔が溢れてくる。そこからスカウトされカメラマンに。カップルや車椅子の女性など様々な人物の写真を撮る。ある時歯を白くするために寄った歯医者で免許証で笑っている写真を使っている男性がおり彼はヴィクトリアが撮ったのではと驚き、彼女が働いていたお店へ行く。しかし彼女は笑顔の写真を撮ったためクビになっていた。ある時お店の行列をみつけ入ってみるとそこにはヴィクトリアが居て笑顔の写真を撮っており、彼女も笑っていた。理由を聞くと、実は以前彼が写真を撮った車椅子の女性は彼女の母親で彼のおかげで笑顔になり体調が良くなったという。彼女と彼は抱き合いキス。旅行へ。その写真も笑顔。チケットにTheENDのスタンプが押される。

⚪鑑賞
YouTubeで鑑賞。
YouTubeで鑑賞(字幕)。
鍋レモン

鍋レモン