おらんだ

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンのおらんだのレビュー・感想・評価

3.9
アベンジャーズは前大戦で行方不知になったロキの杖の奪還に向う。奪還に成功した一同だったが、トニースターク(アイアンマン)は以前より計画していた「ウルトロン計画」の為に杖を利用しようとする。

今作のテーマには「愛」という物があって、それを分かりやすい形で感じる事のできるシーンが随所に登場する。様々な形の愛。男女の間の愛のみならず、家族、ひいては人類という大きな単位での愛。

とかいう壮大なテーマに対して、ストーリーの内輪感が悪い意味でのギャップを生んでいる。あらすじにも、ポスターにすら書いてあるけど大体アイアンマンのせい。だから、身内から出たサビをみんなでステインクリアする感じがあるので、そこには前回程入り込めない。

しかし、キャラクターの個々の格好良さは前作を上回る。特に大きく名誉挽回したのがホークアイ。今作では、自虐的なコメントも交えながらの大活躍。正直、ハラハラしながら観てた。今作は彼を筆頭に特殊能力を持たないヒーローの活躍が目覚ましい。

大きく後悔した点は、関連作品を全てチェックしていなかった事。そこからのキャラクターが沢山出てくる。少なくとも「キャプテンアメリカ」、「アイアンマン」シリーズだけでも全て観ておくべきだった。
あと、もしかしたら「逆襲のシャア」とディズニーの「ピノキオ」も観ておいた方が良いかも。
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