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嗤う分身のmingoのレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
3.5
前作「サブマリン」より良かった〜
原作はドストエフスキーの「二重人格」、ドッペルゲンガーの出現によって全てを狂わされていく男の顛末を、ダークユーモアとロマンスを用いて、サスペンスとコメディその両方を丁寧に描いてた◎

日本タイトルの「嗤う」ってセンスも良いし、「上を向いて歩こう」とか「ブルーシャトー」などの昭和歌謡曲が意外とマッチしてて、良い。

そしてソーシャルネットワークでも思ったけど、掴み所のないジェシーアイゼンバーグ+二重人格は良いコンビネーション。根暗な感じも流石の病的ジェシーハマってる。唯一無二だな〜

あとヒロインのミアワシコウスカ、25歳の割に老けたと思ったのは僕だけかな…そりゃぶっちぎって可愛いんだけど、透明感消えるの早くない?「永遠の僕たち」のときの半端ない子きたな〜の印象が強い分ね…それでも引っ張りだこなのは変わらんか〜

MV畑出身の監督なだけあって、前作同様照明の使い方とか撮り方とか流石のうまさ。これから1歩2歩映画的になると化ける気がする楽しみな監督です。
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