タッくん弐

インセプションのタッくん弐のレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
3.6
幾層にも重なった夢の中で僕らは出会うんだ

其処は今作のオープニングの様に誰も居ないビーチ、碧すぎる空、白い砂浜、何処までも続く母なる海

すると君が波打ち際、手を振りながら此方に走って来た

パレオはエメラルド、笑顔で何か叫んでいる君を見て僕は例え是が夢で或っても現実に違いないと実感そして同時に生きてて良かったそんな夜を探してたあの頃を回想

憎しみに塗れ、目に付く全てを斬鉄剣で一刀両断、其れを思うと本当に赦されるのかと或る種の罪悪感めいた戸惑いと悦びに思わずコブクロ『永遠にともに』口ずさむ、せめて夢の中だけでも

先日赴いた森山良子さん演奏会に於いて聴いた『涙そうそう』は正にリアル、夢心地では有るものの自然と涙が零れた故、其の時から小生は妄想に逃げてしまいたくなったら

日向坂46『キュン』を積極的に拝聴、もとい『涙そうそう』、または夏川りみ版『童神』も聴くともれなく嗚咽

真実は自分が納得すれば真実

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐