あきらむ

トム・アット・ザ・ファームのあきらむのレビュー・感想・評価

5.0
暴力と歪んだ愛情。トムが兄を受け入れかけた時、そして日常に戻る決意をしたとき、とてつもない緊張感が伝わってきた。その緊張感はトムのもでもあり女のものでもあり兄のものでもある。痛々しい登場人物ばかりで映画そのものが何らかの病気に侵されているようだった。