タキ

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のタキのレビュー・感想・評価

4.1
「最後のジェダイ」を見る前に前作の復習。ルーク・スカイウォーカーが父であるダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)を暗黒面から救出し、共にダース・シディアスを倒してから数十年後の世界、旧三部作の後日談となる物語。
旧作のオマージュとなるストーリー展開ながらワクワクがとまらないのはやっぱりすごいとしか言いようがない。
ハンソロ(ハリソン・フォード)とチューイの登場の華やかさに一気にテンションがあがる。オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)との再会はうれしいだけではなくこれまでのふたりに起こった出来事がたのしいことばかりではなかったことがわかる距離感だった。そしてラストにやっと登場する御大。歳とられましたね。いやいや相変わらず可愛らしい(笑)
新キャラクターのレイ(レイジー・リドリー)とフィン(ジョン・ボイエガ)の関係性は現代的だった。レイは手を繋がなくても走れるし、なんならフィンより足が速いし腕っぷしも操船技術も高い。フィンは女の子は守らなきゃと思ってるフシがあるが空回ってる心優しい青年。ふたりに共通するのはその内なる光であり、友情で結ばれている風なのがまたいい。そしてカイロ・レン(アダム・ドライバー)の長身に黒のロングジャケットをなびかせ、傷口を叩きながら血を流し自らを奮い立たせている悪になりきれない風態もよい。わかりやすくナイーブな男前に弱い。戻っておいでよと応援してしまう。
そしてスターウォーズで忘れちゃならないのがドロイドの存在。おなじみのC3POとR2D2がでてきた時も沸いたけどもやっぱり何回見てもBB-8がかわいい〜ほしい〜。
レイのカイロ・レンをも凌駕する強力なフォース、そしてフィンがなぜルークのライトセイバーを扱えたのかなどの答えが次回作になるのだろうか。
とにかく傷メイクのカイロ・レンが性癖ドストライクの予感しかしない。
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