タキ

サスペリアのタキのレビュー・感想・評価

サスペリア(1977年製作の映画)
3.8
赤い壁面のバレエ学校、やたらオシャレなアパートの壁紙、アートな孔雀の置物とか模様や色彩のインパクトがスゴイ。劇伴も民族音楽の楽器を使っていて印象的だった。
ストーリーはフランク医師が語ったバレエ学校の創立者の話を聞くまでは誰に襲われているかがわからない。犯人がわかってからもなぜ魔女がバレエ学校の生徒を殺してまわっているのかがわからない。そもそもなぜ魔女が忌み嫌われているのか、悪事を働くというザックリした話しか聞かされていないのでそこもわからない。魔女だと言われた女のバックグラウンドがわかればとも思うが襲われている側はこのわけのわからなさが1番怖いのかもしれない。主人公スージーを演じたジェシカ・ハーパーが華奢で童顔。「ローズマリーの赤ちゃん」のミア・ファロー的なあの感じ。動きをみるにバレエはやったことなさそう。ギリシャ移民が魔女だとか盲導犬が飼い主を咬み殺すとか今だと炎上しそう。
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