100万ドルが当たりましたというよくある詐欺を間に受け、お金をもらうためにモンタナからネブラスカまで歩いて行こうとする父。見兼ねた息子が付き合ってあげるのだけれども、長い旅路を通してそれまで多くを語らなかった父親の意外な一面が見えてきて…といぅ心温まるストーリー。
モノクロじゃなかったら表現できないノスタルジーにあふれている作品です。閑散としている街や、表面的な付き合いでは分からなかった過去の姿など"忘れ去られたもの"をたくさん思い出させてくれる。
親子の絆ってのも忘れていたもののひとつ。そんなものを喚起させてくれるような作品。
