Kaoru

レイニーデイ・イン・ニューヨークのKaoruのレビュー・感想・評価

3.6
ニューヨークってのは、さまざまな人が抱えたそれぞれの思いや、夢と希望、または失望と絶望を全部包括した街だと思う。
アタシゃ東京に暮らしているからか、NYを訪れたいと思っても、あんなゴミゴミしたとこにわざわざ住みたいとはならない。
でも、心からNYを愛している人ってのは、街と街が生む人々のストーリーなんかが好きで、きっと人好きな人なんだろぅなぁと改めて思ったわ。

NYの街を描かせたら、アレン監督以上にNY愛が溢れる描き方ができる監督をアタシは知らない。
今回も、カーライルはじめ彼の好きな場所を詰めました、みたいな内容で、タイトル通り雨のシーンがたくさんあって、まるでアレン監督が「雨のNYもステキでしょ?」と言っている感じだったわ。

アレン監督はミュージシャンでもあり、あのカーライルのバーで今でも週一くらいで演奏されてるっていうからステキじゃない。
いつか訪れて拝顔させていただきたいわ。くっそ高いけれどww
確かウェス・アンダーソン監督もあのバーのファンだったはず。

まるでNYのガイドかのようなステキな作品だったわ。あんまりストーリーは覚えてないけれど笑。
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