なんて素敵な映画なの！！
ブルース・スプリングスティーンがなぜにあんなに人気があったのか、とっってもよくわかる作品。ファンの方も、そして聞いたことがなかった人も、全員いい映画と思える作品に違いない。そして改めて、音楽と言葉が持つ力に感動しないではいられなかった。もー！！すごい泣いた。
すんごい音楽に出会って、ビビっと電気が走るように射抜かれる感じって、ほんとにあのシーンの通り。特にあぁやって音楽をヘッドフォンで聴いているときってのは音楽と対話をしている時で自分と向き合う時間でもある。だから音楽好きな人って好き。
あと、映画と関係ないことだけれど、テープとかCDとか、音楽をモノとして集めていたころっていいなぁと思った。最近は全てネット配信だから音楽が空気同然になっちゃった感じ。年がバレるからあんまり言いたくないんだけれども、自分なりの音楽をテープにコレクションして、タイトルを書いたり、あとレタリングシートで一文字一文字指でこすってかわいい文字やカッコいい文字でラベルを飾ってたっけなぁ。この話、一体どれくらいの人がわかるんだろう(遠い目…)そうやって手間暇かけて作った自分なりのコレクションを大切に大切に聴いていた時代が懐かしい。
移民の差別というタイムリーでもあるストーリーなのだけれど、音楽と言葉の持つ力について考えさせられた作品だったわ。
音楽好きさんにオススメの一作！
