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ヒックとドラゴン2のtetsuのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)
4.5
最新作に合わせた過去作イッキ見上映会にて観賞。

前作から数年後。
バーク島では、人間とドラゴンのコンビが得点を競い合う"ドラゴンレース"が熱狂を集めるようになっていた。
青年・ヒックはドラゴンの親友・トゥースと共に、まだ見ぬ世界を目指して旅を続けていたが、彼らの関係を引き裂こうとする巨大な悪が現れて...。

日本では前作の成績不振から、映画館で上映されることのなかった本作。
最新作公開前という絶好の機会に、まさか大スクリーンで観られるとは思っていなかったので、本当にありがたかったです。
(イベントを企画した青山シアターさん、このイベントに誘ってきてくれた友達、本当にありがとう...。泣)

前作を観たときから約9年のブランクを経て、念願の初鑑賞となったので、主人公の成長には驚き!!
少年から青年へと変わったヒックには、久しぶりに再会した幼馴染みが、めっちゃくちゃ大人びてた時と同じ感情を抱きました。笑

そして、やはり、物語の完成度。
前作で触れられつつも、深く描ききれなかった部分を意外な人物の登場によって補完していく続編として文句なしの展開、そして、前作のテーマへの一つの反論とも言える「平和的解決ではおさまらない敵にどう立ち向かうか」という問いを描いているなど、個人的に『アナと雪の女王2』よりも、続編としての充実度は高かったように思います。

「自分とは何か」と悩みながらも成長していく主人公の姿に勇気をもらえる本作。
ぜひ、家族や友達と一緒に、前作と続けて観てほしい作品でした!
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