おらんだ

ジュラシック・ワールドのおらんだのレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
4.6
舞台は「ジュラシックパーク」より数年後。かつての凄惨な事故により閉鎖されたあの島を再度テーマパークとして改造。世界で唯一実際の恐竜に出会うことのできるテーマパーク「ジュラシックワールド」は大成功を収め、世界中から来園者を集めていた。

間違いなく今年の私の中のベスト3に食い込んでくる作品。何度鳥肌が立ったことか。そして何度感動を覚えたことか。

まず映像の迫力。音楽。上映10分程で映るパークの全体像と馴染みのBGMだけで完全に持って行かれた。反則級に効果的な掴み。ブワッと第1波が押し寄せる。

そしてそこから大迫力の恐竜達の連続。プテラノドン。モササウルス。トリケラトプス。アンキロサウルス。そして、今作最大の目玉恐竜インドミナス・レックス。こいつが所謂「ぼくのかんがえたさいきょうのきょうりゅう」で、素晴らしい具合に全てに噛み付き、引っ掻き回す。その大暴れ具合にワクワクとスリルが止まらない。

パークそのものの魅力もよく伝わってくる。CMにも出ていたジャイロスフィア(ガチャのカプセルみたいなヤツ)や、モノレールなどの近未来的なギミック。各セクションで大人も子供も大はしゃぎしていて自分も行ってみたくなる(公式HPを閲覧してからだと尚更に)。

ストーリーも単なるモンスターパニックだけでなく、家族や戦争などのテーマがサイドにあったので単調でなくて良かった。兄弟、姉妹の会話が強く印象に残った。

誰と観に行っても楽しめる。親子。カップル。友達。私は弟と観に行った。今作は誰と観るかによって感想も変わると思う。また次回は別の人と映画館に足を運んでみたい。
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