"ライリーはハッピーな子なの"
【STORY】
引っ越し先で不安を抱える少女ライリー。彼女を幸せにすべく励んでいるのは、脳内の感情達(ヨロコビ、イカリ、ビビリ、ムカムカ、そして存在意義の分からない厄介者カナシミ)だった。
ある事故でヨロコビとカナシミが脳内司令部から遠くへ飛ばされ、残り3つの感情しか持てなくなったライリー。
感情達は無事ライリーの幸せを取り戻せるのか…!?
【一言まとめ】
●天才的発想の結晶。
●"悲しみ" は何故必要なの?
●メインテーマが神曲!
●ビンボン好きだわぁ
【感想】
《"魂" の前に "感情" の復習》
何度観ても最高。正に天才的発想が詰まりに詰まった結晶のような傑作ですよね‼️
感情を擬人化するだけならともかく、記憶の保管庫に定期点検、思考の列車に夢スタジオといった、脳内を一つの社会として形作ってしまう設定が本当に秀逸過ぎます。
"CM"、"事実と意見はいつもゴチャゴチャ"、"猫ふんじゃった" 、"トワイライト" といった、クスっと笑えるあるあるネタや皮肉も満載。
終始「そうくるかー!」と驚かされワクワクさせられます。
悲しい思いなんてなるべくしたくないものですが、なぜ "悲しみ" は必要なんでしょう?
そんな純粋な疑問に、今作は素敵かつ自然な形で答えてくれます。
ヨロコビは幸せをくれる素晴らしい存在ですが、彼女だけでは空回りしてしまう様子もしっかり描かれます。
ハッピーなだけでない人生。
何かあれば落ち込むし、感情を押し殺そうとしたら色々負の連鎖を起こして壊れていってしまいそうにもなる。
思考や性格がめちゃくちゃになるかもしれないけど、きっとなんとかなるよ。
こんなストレートに希望と幸せを貰えるのはピクサー(ディズニー)ならではですよね。
そしてメインテーマ "Bundle of Joy" が超名曲✨✨ 耳に残り続けます。
"空想の友達ビンボン"、ナイスキャラクター過ぎて大好き。
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観た回数:5回
直近の鑑賞:Disney+(20.12.09)
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【星つけた際の個人的評価・好み】
総合点95pt/100pt 星換算★★★★☆4.7
コンセプト点 100pt/100pt✨✨✨
ストーリー点 91pt/100pt✨✨
心に迫る点 77pt/100pt
設定点 100pt/100pt✨✨✨
キャスト点 78pt/100pt
テンポ点 70pt/100pt
深み点 83pt/100pt✨
演技点 77pt/100pt
演出点 85pt/100pt✨
映像美点 78pt/100pt
セット点 86pt/100pt✨
キャラデザ点 94pt/100pt✨✨
音響/効果音点80pt/100pt✨
音楽点 96pt/100pt✨✨
笑い点 68pt/100pt
カワイイ点 70pt/100pt
子供と観たい 78pt/100pt