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ヒックとドラゴン 聖地への冒険のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
▪️Title :「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」
Original Title :「How to Train Your Dragon: The Hidden World」
▪️Release Date:2019/12/20
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-332
▪️My Review
高品質なのに以外とマイナー、『ヒックとドラゴン』はそんなアニメーション映画の日本劇場公開です!!
シリーズのフィナーレとしてとても素敵な、そしてとても感動した作品にです!!
『ヒックとドラゴン』の1作目は2010年に公開され、世界的に非常に高く評価されました。「Rotten Tomatoes」によればドリームワークス・アニメーション史上でも最高評価です。しかし日本でも劇場公開されたのですが、イマイチ評判を呼ぶことなく…。その後、2014年に続編となる『ヒックとドラゴン2』が公開。2作目は1作目を凌ぐ熱烈な高評価を記録し、ゴールデングローブ賞の長編アニメ映画賞やアニー賞の作品賞を受賞するなど、完璧な栄光を掴みました。…なのに日本では劇場未公開。。そしてついに3作目となる本作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』です。シリーズ完結作を謳う本作ですから、無論ファンの劇場公開を求める熱意も高まりました。今回も劇場公開を求める署名運動が行われ、「東宝東和&ギャガ」という異色の配給体制でスクリーンへと再び羽ばたけることになったんですね。
結論から言うと、本作も素晴らしい作品に仕上がっています。1作目・2作目と見続けたからこその感動がある大団円な一作ですから。できれば過去作を鑑賞したうえで観に行ったほうが、良いですね。
ストーリー展開は、かつては敵同士だった人間とドラゴンが共存する世界で、弱虫なバイキングの少年から若きリーダーへと成長した“ヒック”と、ドラゴンの王となった伝説のナイト・フューリー“トゥース”を中心に、史上最凶のドラゴン・ハンターに立ち向かいながら新天地をめざして旅をする――。そんなストーリーです。
他のアニメーションの追随を許さないダイナミックかつ細微にまでこだわった映像世界と、唯一無二の存在感を放つ“ドラゴン”たちのキャラクター像、そして勇気、友情、家族愛など普遍的なテーマを内包したエモーショナルな物語に仕上がっています。
そして本作では、ドラゴンと人間の共生する世界のその先へ――。シリーズ全てに言えることだけど、物語が大きく展開する場面の音楽がとても良く、こちらの感情がどんどん揺さぶり高められていきます。
これまで同様ヒックとトゥースのやり取りは涙なしには見られません!!。。
エンディングも素晴らしいので見逃さないように。皆に知ってもらいたい素晴らしいアニメーション作品です!!

▪️Overview
クレシッダ・コーウェルの同名児童文学を原作に、バイキングの少年とドラゴンの友情と成長を描いたドリームワークス製アニメ「ヒックとドラゴン」シリーズの劇場版第3作。かつてドラゴンは人間の敵だったが、弱虫なバイキングの少年ヒックと傷ついたドラゴンのトゥースの活躍によって両者は共存する道を選び、バーク島で平和に暮らしていた。ところが、急激な人口&ドラゴン増加により、バーク島は定員オーバーに達してしまう。亡き父の跡を継いで若きリーダーとなったヒックは、皆と島を出て新天地を探し求めることを決意。しかし旅の途中、一行は最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、トゥースの前には謎の白いドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現す。やがて彼らがたどり着いたのは、人間が住むことのできないドラゴンだけの“隠された王国”だった。前2作に続き、「リロ&スティッチ」のディーン・デュボアが監督・脚本を手がけた。
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