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ミニオンズのtetsuのレビュー・感想・評価

ミニオンズ(2015年製作の映画)
4.0
録画していた、地上波の「怪盗グルーのミニオン危機一発」に先駆けて鑑賞!笑笑

謎の生物・ミニオン達。
彼らは人類が誕生する遥か昔から様々な悪党に仕えることを生業に存在してきた。
そんなある日、仕える主がいなくなってしまったミニオン達は、やる気をなくしてしまう...。
かくして、状況を打破するべく立ちあがった三体のミニオンたちは、世界を股にかけた大冒険に出発することに...!

公開順的には3作目なので、1つ飛ばすと楽しめないのでは?と不安はあったが、そんな事も杞憂に終わった。笑笑
"怪盗グルー"シリーズのエピソード0的な側面もあるので、初めての方でも十分楽しめるかと...。

「ピッチ・パーフェクト」以来の完璧なユニバーサル映画ロゴいじりで始まる物語は、映画「ブエノスアイレス」でも使われた名曲「Happy Together」にのせた独特なアニメーション、そして、BBCのドキュメンタリーのようなナレーションと、様々なアプローチでミニオンという存在を描いていく...。

そんな中、旅にでる三体のミニオン達は、空腹状態のため、仲間が"バナナ"に見えるという展開になるのだが(笑笑)、ここは"彼ら"の喜劇的キャラクター性も影響して、「チャップリンの黄金狂時代」を思い出さずにはいられない。

また、「雨に唄えば」の名曲「Make'em Laugh」をコメディシンボルでもあるミニオン達に歌わせたり、ディズニーも作中によく忍ばせる「シャイニング」の特徴的なじゅうたんがでてきたりと、映画愛にも溢れる作品だった。

と、そんな"うんちく"はさておき(笑笑)、シンプルにミニオン達が可愛かった。笑笑
作品には、ストーリーや演出など、様々な要素があると思うが、この作品はキャラクターが飛び抜けて素晴らしい!笑笑
終盤の"まさか"過ぎる展開には、驚きを隠せなかったが、可愛いものを見ると泣きたくなる病を発症してしまいまして(←うん、涙腺がおかしい。)、もう圧巻のあの光景には、半泣きでしたよ...。はい。笑笑

というわけで、彦麻呂さん(時々TVでグルメレポーターをしているタレント)に似ている幼少期のグルーにも注目して観ていただきたい一作です!笑笑
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