おらんだ

バッド・マイロ!のおらんだのレビュー・感想・評価

バッド・マイロ!(2013年製作の映画)
3.0
ケツから何か生き物が出てきたらどうする?取り敢えず…愛でる?

嫌味な上司、リストラ宣告の仕事、使えない同僚、変人の父親、母親とイチャつく若い男…主人公のストレスが極限に達した時、彼の尻からとんでもないモンスターが誕生する!

ムカつくクソ野郎どもをケツから出てきたクールなモンスター「マイロ」が食い殺していく。その爽快さたるや、快便と同等レベル。スッキリ爽やか、腸サイコー。
でもスコアは低いです。下品ですからね。

そんな凶悪モンスター「マイロ」が何処となくキュートで愛らしい。すげー臭そうだけど。パッチリ黒目に薄ピンクのボディ。キューキューと高い声で鳴き、テコテコと動き回る。これは、愛でざるを得ない。素手では触りたくないけど。

主人公の身に降りかかる災難が、非常にストレスフル。それ故にマイロへの期待が高まる。そして、マイロを最後どのように片付けるのかという部分にも注目。その結末には「ああ、なるほど」と納得してしまった。

仙台貨物の「絶交門」って歌があるんだけれど、テーマソングにぴったりかもしれない。
おらんだ

おらんだ