KouheiNakamura

ターザン:REBORNのKouheiNakamuraのレビュー・感想・評価

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)
2.6
シン・ゴリラあるいは憂鬱ターザン。

今まで何度となく映画化されているターザンを、最新の映像技術で映画化。一応ターザンのその後的な話。
いわゆるハリウッド映画とはかなり感じが違うアクション大作。本年度夏アクションの大本命がキャッチコピーでしたが、ぶっちゃけアクション映画としての満足度はかなり低いです。ターザンがア〜アア〜するシーンもほとんどなく、クライマックスのアクションもあっさり。ていうか、今回のターザンかなり弱いです。ほとんど負けてるし、ゴリラにも負けるし。主役の割に活躍しないので、ターザン目当てで見るとかなり残念かと。アレクサンダー・スカルスガルドはハマってるとは思いますが。悪役であるクリストフ・ヴァルツも無駄遣い感は否めず、マーゴット・ロビーやジャイモン・フンスーも活かしきれていない印象。

しかし、捨てきれない魅力もないではないんですよね。サミュエルはいつも以上に主役の相棒的立ち位置を楽しそうに演じてましたし、随所に挟まるシュールなオフビートギャグも悪くないです。
が、いかんせんぶつ切りで繋がっていかないので満足感は低いという…。

ゴリラ好きにはたまらない場面はあります。ドラミング攻撃痛そう。
そんなわけで、ゴリラ好きにオススメです。
KouheiNakamura

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