かえるのエリー

ビッグ・アイズのかえるのエリーのレビュー・感想・評価

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)
3.6
ティム・バートンLOVEの私は、この大きな目に吸い寄せられるように公開すぐに劇場に足を運んだが、それ以後、再鑑賞はなし。振り返っても、なんでティムがこれを撮ったのか不思議なほど、彼らしさはない。実話とのことなので、この画家が好きだったのかな。。

世間一般的に優れたアーティストが優れた営業マンということは稀で、マーガレットも自分の絵を売ることは上手ではなく、そんな時に出会った、後に夫となるウォルターの口のうまさで絵が売れていく。ある意味プロデューサーとしては優秀なのだろうが、お金だけではなく名声も欲しい彼は、自分が描いたというウソを重ね、徐々に2人の関係が歪んでいく。

本来「記録」とだけ記載する作品ではあるが、ティム好きとして一筆。火事のシーンが最も狂気を感じた記憶だ。