ちこちゃん

それでも恋するバルセロナのちこちゃんのレビュー・感想・評価

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)
2.5
美しい女優陣、美しい風景、それらを堪能するにはいい映画である。
しかし、女優陣の無駄遣いといったところだろうか。

ひと夏のバカンス、アバンチュールの3つ巴の恋愛である。映画そのものに深みはない。何を描きたいのか、よくわからなかった。欲望に忠実に人間は生きろということだろうか。しかし、それにしては忠実すぎる。。。
べネロペクルスがこれでアカデミーを取ったということもよくわからない。狂気を外に出す演技は内に秘める演技よりもわかりやすい。しかし、その狂気の凄みというのも感じなかった。

ひたすら美女を眺め、ガウディの建築などのバルセロナの美しさを思い出しながら、早く旅行をしたいという気にさせる、といった点ではよい映画と言えよう
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