みー

ラブ&マーシー 終わらないメロディーのみーのレビュー・感想・評価

3.5
お久しぶりの映画鑑賞。最近、寝るのが遅い娘に付き合い、夜の貴重な1人時間がございません(´ཀ`;)
でもいいの。娘は楽しく塾に通い、朝勉も頑張っている。せっかくやる気になったので、母はとことん付き合いまする。

さて、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの繊細な内面にスポットを当てたこの作品。

ビーチ・ボーイズファンの夫が、数ヶ月に渡り「観た?観た?」と聞いてくるので(笑)私も有名曲は知っているし、マーベルマラソンを休んで観てみることに♫

最近では、エルトン・ジョンの『ロケットマン 』やレイ・チャールズの『Ray』を観たけれど、共通するのは、栄光と転落、ドラッグ、家族への想い…。『Amy』もか。
みーんな、苦悩ありすぎ😭

今作は、ビーチボーイズらしい、ジャケの青空のような明るい内容ではなかった。
かといってドロドロ過ぎず、淡々と説明少なに展開するストーリー。
ブライアンの苦悩は、画面から痛いほど伝わってきた。ポール・ダノも、ジョン・キューザックも、演技良かった。

これが実話というのだから、アメリカはやっぱり怖い。。

でも、メリンダの優しさに救われたし、何よりビーチボーイズの曲が流れると、ブライアン・ウィルソンは紛れもなく天才であり、純粋な人なのだと思えた。綺麗な心じゃないと、こんな素敵な曲は書けない!

Surfin’U.S.A.も最高だけど、『God Only Knows』はやっぱり私の中でベスト。ブライアンの優しさが、純粋さが、美しいメロディに乗せて、ヒシヒシと伝わってくる。

そして『Would’t It Be Nice』が流れると、たちまち私の周りはヤシの木に囲まれて、青い海が広がり、太陽ギラギラのバカンスに連れてってくれます。この曲の劇中の使い所、ニクイよ〜‼️

こんなに色々な情景を見せてくれるブライアン。天才メロディメイカー。
夫が早く観てくれ!と言っていた意味が分かりました🌴🌴
みー

みー