kazuかず

0.5ミリのkazuかずのレビュー・感想・評価

0.5ミリ(2014年製作の映画)
4.7
介護ヘルパーの女性がおじいちゃんを求めて放浪する人生再生系ロードムービー。

この映画を見るまで、安藤サクラ の事は知ってましたが、姉が監督の安藤モモ子であること、何よりもびっくりしたのは父親が奥田瑛二だったこと(°_°)彼は製作も担当してますね。

3時間16分というかなりの長尺ですが、いや〜面白すぎる。冒頭の おぇ〜っと来るようなシーン、そこからいきなりのクライマックスと思えるような大事件が。そこでようやく映画の題名『0.5ミリ』が映される。

主演の介護ヘルパーの女性サワが出会うちょいエロおじいちゃんたちが曲者ばかりで強烈なキャラばかり。坂田利夫に津山雅彦、そして柄本明。その曲者キャラのさらに上をいく安藤サクラの演技が絶妙すぎる。

0.5ミリの意味は、劇中、津山雅彦演じる真壁が録音したテープによって明らかにされる。ますます高齢化社会になってくる日本。
『死ぬまで生きよう、どうせだもん』というキャッチフレーズにあるように、行き場のない老人たちの悩みや悲惨さを笑いと涙で綴る極上のヒューマンドラマでした。