【おめえにはおめえの人生があるではないか】
[あらすじ]ネット版
時は幕末。東北の小藩に暮らす下級武士・片桐宗蔵(永瀬正敏)は、かつて家に奉公に来ていた百姓のきえ(松たか子)に思いを寄せていた。彼女が嫁ぎ先で病に伏せていると聞いた彼は、強引に連れ帰り療養させる。そんな中、彼は藩の騒動に巻き込まれてしまう。
[レビュー]
ハリさんとの同時鑑賞🥳先にありがとうございます🌟
立て込みすぎて当日滑り込みセーフ💨
気力がついていかないんですよ、休みあっても😂
本作『たそがれ清兵衛』『武士の一分』に比べ知名度の低い山田洋次時代劇三部作ではあると思いますが、隠れ名作ではないかと。ハリさんもハマってくれてたらいいな🎵藤沢周平原作にハズれなし！この三部作の共通テーマは"淡い恋"そして"決闘"アクションメインではないけれど、報われない恋を描くのに長けています山田監督！感性が若々しいんだろうな(ベタ褒め)
本作の永瀬正敏がめちゃくちゃカッコいい✨
薪の切り方まで所作がいい。
男泣き。こちらまで泣きそうです😢
カゴにごっそり人間と鶏を捕まえるシーンとか、いつも通り笑い所もあるんですよ。イギリス式の歩き方🤣
きえの妹も健気でね🥲姉の代わりに洗濯や掃除したりして。
片桐の看病の甲斐もあって、きえは元気になっていきます。病弱から生き生きしていく姿はこちらもうれしくなります😃
オープニングで元気よく旅立っていった狭間弥市郎(小澤征悦)が謀反の罪を被せられる所から雲行きが怪しくなっていきます😟私が見る映画で小澤さんよく見るなぁ。前は『KAPPEI』だったけど🤣
歌まで披露してくれる松たか子さんが儚いながらに凛々しい、吉岡秀隆さんと田畑智子さん夫婦、狭間の奥さん役で高島礼子さんという脇も豪華キャスト。
味のある演技で毒づく故・緒形拳さん、田中泯さん前作では仇でしたが今回は師範役です。最後の最後で笹野高史さんでてきてパラレルワールド。小林稔侍さんは三部作の住民ですか👀田中邦衛さん、それってどんな北の国😆
"隠し剣 鬼の爪"とは？
この意味を思い知り、なんてせつない終わりなんだ…。からのこの展開…たまらない😆
三部作って似通ったりするかもしれないけれど、みんな違ってみんないい。まさにそれです。ネタバレ厳禁🤫
無事山田洋次時代劇三部作完走🏃
ということで三部作の私なりの順位…(どれも★４以上です、②③僅差です)
①『隠し剣 鬼の爪』終わり方が特にいい。淡い恋✕決闘の合せ技、極まれり。永瀬正敏さんの魅力、再発見。
②『たそがれ清兵衛』真田広之さんの色気がとにかくスゴい。
③『武士の一分』キムタクの作品ではかなり上位。キングオブ可哀想は檀れいさんですが…
