隠し剣 鬼の爪の作品情報・感想・評価

「隠し剣 鬼の爪」に投稿された感想・評価

くろお

くろおの感想・評価

3.9
ラストの殺陣もなかなかで、タイトルの隠し剣も痺れた!
やっぱ松たか子えぇわぁ~。

が、少々長いかも?
キャラクターが良いからそこまで気にはならなかったけど、
松たか子の嫁ぎ先の連中、いい感じに腹立つ顔つきだったから何かしら回収して欲しかった。
あとは緒形拳が威厳有りすぎなのに結構な小物でアレ?って感じ。
個人的には山田洋次監督による藤沢周平三部作の中で最高傑作だと思う。

なにより永瀬正敏の立ち振る舞い、ああ、こんな侍が本当にいたんだろうなあとゆう存在感が良い。

一種の復讐物でありながら爽やかな余韻が残るラストも良い。
egu

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3.0
拳さん・・・・・・。この役、断ってもいいのに。
隠しようのない本人の人間味やキャリアの重さやらで、狂気すらない軽~い俗な下衆という役柄にはちょっとムリがあるかと・・・。
joker

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4.5
心が清らかになる映画。

松 たか子さんの佇まいが、
一貫して美しくて素晴らしい。

時代劇であることを忘れるほど、和やかな雰囲気のなか中盤まで物語が進んでいく。

田中 泯さんが出てきてから、
世界観ががらりと変わり緊張感が増す。

彼の語り口、身体の使い方が、
惚れ惚れするほどカッコイイ。

そして緒形 拳さんの悪の極み。

山田 洋次監督の後に続き、日本映画界にはこういう作品を作り続けてほしい。
たそがれ清兵衛よりもこっちの方が好きかなあ。剣の勝負が見所があった。師匠から奥の手とか教わって、それがカッコ良かったです。隠し剣鬼の爪というタイトルも最後に回収してくれてスッキリ。時代劇はこうでないとね!
志庵

志庵の感想・評価

4.0
幕末、東北の庄内地方にある海坂藩。
主人公の片桐宗蔵(永瀬正敏)は母親と妹そして奉公に来ているきえ(松たか子)と4人でひっそり暮らす下級武士。
お互い淡い恋を描いていた奉公のきえは油問屋へ嫁いで行ってしまうが、こき使われ身体を壊し寝込んでしまう…激怒した片桐がきえを救い出す…。
しかし、そんなある日同じ師に剣術を習った兄弟弟子が謀反を起こし…って話。

原作藤沢周平で藤沢作品に出て来る架空の藩の"海坂藩"が舞台…たそがれ清兵衛もその藩の住人であり同じ時代ですが出てこないです(当たり前かw)

作品は藤沢3部作の2作目に当たる為、世界観や物語の静かさなど【たそがれ清兵衛】と同じで【たそがれ清兵衛】が面白く感じた人は、この作品も楽しく感じると思います。

題材にもなっている一子相伝の秘技"隠し剣鬼の爪"…恐ろしく儚い必殺剣。
平成が令和に変わる瞬間、何故か山田洋次監督の『隠し剣鬼の爪』が見たくなった。どきつい東北訛り、時代考証をしつくした照明の暗さや髷、一瞬しか出てこない隠し剣、鬼の爪。なんともいえない切なさとハートウォーミングな作品。最後のご命令だば、仕方ありますねえ。
ハートウォーミングな時代劇。こういうのだったら私でも楽しんで観られるなと思った。お屋敷で何か偉い人を暗殺する場面が好き。(語彙力)
隠し剣 鬼の爪でぷすり。

主人公の永瀬正敏演じる片桐かっこいいし、松たか子演じるきえが可愛い。
豪華キャストに山田洋次監督ということで期待しすぎていた分、やや肩透かしを食らった感。
丁寧に作られていて安っぽい感じはなく一度観る価値はあると思うが、二度はどうだろう、というのが素直な感想。

タイトルにもなっている〈隠し剣〉も、最後の最後まで引っ張る技法は面白いものの、割にインパクトが小さい。
(予想外という意味では驚きがないこともないが、ビジュアルも攻撃もコスく見えて鑑賞者の期待にそぐわない印象。)
こちらも技法が上げてしまったハードルを越えられない尻すぼみな印象を免れ得なかった。

written by K.
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